ペルー・アンデス音楽の新境地を切り開く伝説的ギター奏者
◆ 伝統音楽をベースに独自のギター・スタイルを構築する奇才!

DANIEL KIRWAYO

 
   

BIOGRAPHY

ダニエル・キルワヨ(DANIEL QUIRHUAYO ALVAREZ)はペルー・アンデスギター界を代表する巨匠の一人であると同時に現代ペルー音楽に於いて非常に重要な作曲家でもあります。彼はアヤクーチョ県南部のパリナコチャス郡出身の両親のもと、1942年リマで生まれました。父親はアルパとバイオリンを操る演奏家で村々の伝承音楽のエキスパートであり、また彼の当時暮らしたミラフローレス地区のアヤクーチョ出身者達に囲まれた環境の中で幼い頃よりアヤクーチョの文化に親しみ、伝統的ギターの演奏に勤しんだと同時にクリオージャ音楽やモダンな演奏形態をも習得した模様です。
彼の才能は早くから開花し12歳でラジオ出演、以降テレビや映画、各種イベントで活躍し17歳では既に自作曲を含むファースト・ギターソロアルバム“SENTIMIENTO AYACUCHANO”を発表しています。また、レイモン・テブノー、トリオ・アヤクーチョ、ルイス・ドゥラン、コンフントソル・デル・ペルー、エドゥイン・モントーヤ、その他多くの音楽家の録音に参加しておりますので知らず知らずに彼の演奏に接していらっしゃる音楽ファンも多いのではないでしょうか?
彼は1981年に活動の舞台をフランスに移し1983年に“ペルー・アンディーノ”、翌年には“アナコンダ”を設立しペルーの伝統文化の魅力をヨーロッパの聴衆に知らしめる幅広い文化的活動を行なって参りました。近年、20余年のフランスでの活動に終止符を打ち、再び自国ペルーに戻り精力的な作品制作と演奏活動のかたわら、ギター製作、若手音楽家の育成に力を注いでいます。
彼の作風は伝承音楽的要素をベースとしながら、一流演奏家としての豊富な知識と経験、広い視野をもった好奇心旺盛な吸収力、天才肌の大胆な発想により今までのペルー音楽には存在しなかった独自のスタイルを築いています。


IDENTIDAD YNKA / DANIEL KIRWAYO
\2,400

2004年作。オリジナル曲にペルーの伝統曲をはじめエクアドルやボリビアのナンバーも採り上げたギター・ソロ作品で、伝統的な奏法にモダンなエッセンスを加えた斬新なアレンジで楽しませてくれます。
  SOLO DE GUITARRA / DANIEL KIRWAYO
\2,400

1983年のパリ録音。“ネグラ・デル・アルマ”、“太陽の乙女”等のスタンダードを含む伝統曲とそれに根ざしたオリジナル作品とで構成されており彼の大胆な作風と変幻自在のギタースタイルをご堪能いただくのには格好の作品。
  SENTIMIENTO DE AYACUCHO / DANIEL KIRWAYO
\2,400

ダニエル・キルワヨが17才の時にリリースしたファーストを2003年に再収録したもの。ペルー中南部山岳地域の小都市アヤクーチョの薫り漂う作品を確実なテクニックに裏打ちされた情感溢れる演奏で聴かせてくれます。
 
ジャケット写真をクリックすると詳細のウィンドウが現われます。

掲載以外のものでも取り扱い可能な商品もございます。 お探しの音源がありましたら気軽にお問い合わせ下さい。