アルティプラーノが生んだ奇跡の歌声
“ルスミラ・カルピオ” 関連8タイトル取り揃えました!
 
 
  

BIOGRAPHY

先に惜しくも亡くなった偉大なるバイオリニスト、メニューインをして“歌うバイオリン”と言わしめた類まれな歌声の主、ルスミラ・カルピオ(Luzmila Carpio)。彼女は標高4,000メートルを超えるポトシ北部チャヤンタ県の小さなケチュア族の村Qala-Qalaで生まれました。幼い頃からインディヘナ女性の伝統的な発声法を学び、11歳でオルーロに出てきた頃はまだスペイン語が話せなかったといいますからそれまでは深くケチュア文化の中に委ねられて暮らしてきたようです。

1969年には初のレコーディングを行っています。1970年代の終わり辺りからケチュア語による歌を作り始め、“ORKO POTOSI”、“AMA SUA, AMA LLULLA, AMAKELLA”など、その後多くのアーティストに歌い継がれる数々の名曲を生み出しています。

1980年頃から拠点をヨーロッパに移しルパイやボリビア・マンタらとの公演、録音を通しアンデス文化を紹介する活動を行ってきました。

近年は、『海外の人々に認められる事により失われつつあるケチュアの文化と誇りを取り戻したい』 との信念からパリを拠点に精力的に創作活動を続けています。ユニセフとの活動に象徴されるような慈善事業にも精力的に取り組んでいるようで、単なるインディヘナの流行歌手という位置づけ以上にアンデスに暮らす女性にとってのアイデンティティの象徴ともいえる存在です。

Luzmila Carpio Official Web Site>>


商品番号 : CBLUC28
LIVE EN CONCIERTO / LUZMILA CARPIO

←試聴 \2,200 Sold out!

ボリビアを代表する女性歌手として本国内はもとより、とりわけヨーロッパで高く評価されているルスミラ・カルピオによる1983年から2003年にかけて行なわれたヨーロッパでのコンサート音源からセレクトされたライブ・アルバム。(中には故マリオ・グティエレスも参加した貴重な録音も含まれています)
原点回帰ともいえるポトシの伝統的なスタイルに徹した選曲で“アマスア・アマリュリャ・アマケジャ”、“バルトリナ・シサマン”、“オルコ・ポトシ”等現在では耳にすることの難しくなっている素朴で愛らしい初期の代表作が、“歌うバイオリン”と称される彼女の類稀な歌声と自身が奏でるチャランゴに笛類が入る程度のシンプルな伴奏とともに収められています。彼女を知らない世代の方々にとっては打って付けのベスト・アルバムとして、また、彼女の名曲の数々に親しんでこられた方々にとっては懐かしく、その音楽の素晴らしさを再認識していただく意味でも耳にしていただきたい作品です。
曲が終る度に会場を埋める観衆から満場の拍手が注がれる様子は感動的でさえあり、彼女のヨーロッパでの評価の高さが伺えます。ケチュア語歌詞、スペイン語訳詞付き。
商品番号 : CBLUC22
KUNTUR MALLKU / LUZMILA CARPIO
←試聴 \2,200 Sold out!

アルティプラーノを吹き抜ける風。その風音だけが支配する荒涼とした大地に生命の存在を主張するかのように彼女のアカペラが交差します。聴き手はこの圧倒される様な導入部からこれから展開される作品の出来を確信するでしょう。


ルスミラ・カルピオの声は時に少女のようにあどけなく、時に母のようにやさしく、そして力強く、またあるときは楽器の音色のように饒舌です。このアルバムでフューチャされているのはその彼女とポトシの女性達の歌声。アルバムの実に半数がボーカルのみで構成された演奏となっています。数曲の伝統曲を除く全てが彼女のオリジナル作品で、中には彼女のハミングをバックにポトシの女性達が様々な鳥の鳴き声を真似るといった実験的な作品を含むものもありますが、全体的には彼女のルーツであるポトシ北部の伝統に根ざしたものです。控えめながら伴奏に使われるチャランゴもカランペアードと呼ばれるこの地方特有の奏法で、曲によって調律も使い分けるなどこちらも興味深いものです。
ラストのナンバーは素朴な味わいの曲も収められており、昔ながらのファンには嬉しい味付けです。

しかし乍らそのような専門的な知識は無くとも、一人のアーティストの到達点ともいえるこのアルバムはアンデス音楽という狭いカテゴリーを超越し広く一般のリスナーのハートをも捉えるに至りました。このアルバムはその証として音楽のミシュランとも呼ばれるフランスの二大音楽誌相方からそれぞれ最高ランクの評価を示す“DIAPASON D'OR”賞“CHOC”賞を受賞したのをはじめヨーロッパ各国で多くの賞賛を得ています。

今回入荷のPro Audio盤はボリビア国内向けの仕様で、フランス盤には無かったケチュア語歌詞つき!

直筆メッセージ&サイン入り(先着20名様限り)


“DIAPASON D'OR”
フランスの権威ある音楽専門誌“Diapason”のCD格付けの最高ランク評価を示す賞。

“CHOC”
“Diapason”と並ぶフランスの音楽専門誌“Le Monde de la Musique”のCD格付けの最高ランク評価を示す賞。

商品番号 : CBLUC16
ARAWI, THE SPIRIT OF THE ANDES / LUZMILA CARPIO
←試聴 \2,200 Sold out!

『彼女は音楽とリズムを通じて、音楽が人と自然、そして宇宙全体とを結びつけ融合させる言葉となっているボリビアの南東に位置するポトシのケチュア族コミュニティーの音楽圏へとあなたを深く連れ行くでしょう。』 〜ライナー・ノーツより〜

“KUNTUR MALLKU”がフランス録音であり、海外の聴衆を強く意識したサウンドであるのに対し、この“ARAWI”はラパスで録音されたより伝統色の強い仕上がりになっています。

のっけから彼女の清らかな歌声を生かしたシメオン・ロンカル作の美しいタイトル曲で魅了されたあとは、フラフラやシーク、ピンキージョ等の管楽器の合奏によるエキゾティックなアウトクトナ・サウンドと、彼女のふるさとである北ポトシ地方特有のカランペアードと呼ばれる奏法のチャランゴとコンコータなどの弦楽器などを使った軽快なクリオージャ・ナンバーをうまく取り混ぜたアルバム構成になっています。
曲は主に伝統曲とそれに根ざした彼女のオリジナル。全てケチュア語の歌詩で歌われ、朗読されます。次作“KUNTUR MALLKU”と比較すると派手さはありませんが聴きこむほどに魅力の増す、実に味わい深いものに仕上がっています。

 
これ以外にも以下のアルバムをお取り扱いしております。

商品番号 : CBLUC10

商品番号 : CBRUP10商品番号 : CBLUC13 
REINA DEL FOLKLORE 1970-1971 / LUZMILA CARPIO
\1,500
デビュー直後の貴重な録音。典型的なボトシ歌謡スタイルの素朴な演奏。既に曲の半数以上が彼女のオリジナル曲で占められておりファンとしては押さえたい貴重な録音。CD-R。 Sold out!

RUPHAY Y LUZMILA CARPIO
\1,800

迫力ある管楽器の合奏と哀愁あるメロディでヨーロッパに於いて成功を収めたルパイと、当時活動を共にしていたルスミラ・カルピオの音源で構成されたベストアルバム。 Sold out!

LUZMILA CARPIO / LUZMILA CARPIO
\1,800

当時の彼女のパートナー、マリオ・グティエレスと、いとこのビダル・サングエサとで作り上げられたギターとカランペアードのチャランゴのみを伴奏に歌われる全編ポトシ・スタイルのアットホームで落ち着いたアルバム。 Sold out!
 
 
商品番号 : CBLUC19商品番号 : CBLUC25 
LO MEJOR DE / LUZMILA CARPIO
\1,800

‘99年に発売されたベストアルバム。 近年の作品を中心に全18曲が収められています。 収録時間は76分を越えるお得な内容。 Sold out!

LE CHANT DE LA TERRE ET DES ETOILES/ LUZMILA CARPIO
\2,400

ヨーロッパのミュージシャンとのコラボレーションで制作した異色作。エスニックを越えたアース・ミュージックと呼ぶに相応しいスケールの大きい作品。

 
 
ジャケット写真をクリックすると詳細のウィンドウが現われます。

掲載以外のものでも取り扱い可能な商品もございます。 お探しの音源がありましたら気軽にお問い合わせ下さい。