EL INCA / WARA

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1973年に録音されたワラの幻のファーストアルバムの復刻盤です。内容は国立交響楽団の音楽家を招いてのクラシカルな響きと電子楽器との融合を図ったドラマティックな構成の、まさに当時ヨーロッパで流行していたプログレッシブ・ロックそのもので、フォルクローレのメロディーはおろかアンデス楽器は全く登場しません。しかしながらこのアルバム、ロック作品としては非常に完成度が高く、発表の年代を考えると(YESが“危機”を、EL&Pが“トリロジー”、クリムゾンが“太陽と戦慄”を発表したと同時期です)南米の僻地においてヨーロッパでのムーブメントとほぼ同時進行でこれだけのグレードのものが生まれていた事に驚愕せずにはいられません。シャウトするボーカル取ってるのはアイマラのナタニエル・ゴンサレス。この頃のワラ、アイマラ、ユラスを構成していたメンバーは、お互い交流しながら新しい自分達の音楽を作り出そうと試行錯誤していました。そういったボリビアの新しい音楽の芽吹きを収めたロック・ボリビアーノスの記念碑的アルバムです。
(以前プログレ専門店で出回っていたものはレコードから起こしたブートレグでありノイズ除去の為か残念ながらこもったものになっておりました。既に先のCDをお持ちの方々にもサウンドの印象の異なる、マスターから起こした本録音をおすすめ致します。)
商品番号 :
CBWAR28
メディア :
CD-R
価格 :
\2,000
レーベル :
HERIBA
記号 :
CD-513
発行年 :
2001
発行国 :
BOLIVIA
   
こんな作品も…
TRACKS
  1. EL INCA NATANIEL GONZALES - PEDRO SANJINEZ LOPEZ
  2. REALIDAD NATANIEL GONZALES - PEDRO SANJINEZ LOPEZ
  3. CANCION PARA UNA NIN~A TRISTE NATANIEL GONZALES - PEDRO SANJINEZ LOPEZ
  4. WARA DANTE UZQUIANO - OMAR LEON Z.
  5. KENKO DANTE UZQUIANO - OMAR LEON Z.
CREDITS
 

NATANIEL GONZALES: VOCAL
PEDRO SANJINES: ORGANO, PIANO, COROS
OMAR LEON: BAJO
GEORGE CRONEMBOLD: PERCUSION, BATERIA
CARLOS DAZA: GUITARRA, COROS

その他参加ミュージシャン
PABLO VEZIN: FLAUTA
JAIME GALLARDO: CELLO
FREDDY CESPEDES: 1ER. VIOLIN
VICENTA CLARAMOUNT: VIOLIN
STEFAN RINDERKNECHT: CELLO
GUSTAVO OROZA: OBOE
ZELMA GUERRA: COROS DE FONDO