1942年生まれのスイス人ケーナ奏者レイモン・テブノーがペルーに渡る以前、1967年当時に組んでいたグループ“ロス・ケツァレス”としての録音がベースとなたCD。ネオ・フォルクローレ調のオリジナル作をはじめカブールやヤヨ・ホフレのナンバーなど当時ヨーロッパで人気を博した“ロス・ハイラス”の影響を強く受けたサウンドです。若さゆえの荒削りな部分も見られますが天才ケーナ奏者としての片鱗が垣間みえる演奏です。