1997年ボリビアとアルゼンチンとの国境の町、ポトシ県は“ビジャソン”で結成されたママニ兄弟を中心とする6人組の若手グループ“パワイ”(ケチュア語で“飛ぶ”の意)が2000年にリリースしたデビュー・アルバム。
甘いメロディーにコーラスが乗りイントロで器楽演奏を聴かせるカルカスに強く影響を受けたサウンド作りですが、発売当時DISCOLANDIAが強力なプロモーションを掛けていただけの事はあり全曲メンバーの手によるオリジナル曲の出来もなかなかのものです。アンサンブル、コーラスともに良くまとまっており、とりわけちょっとハスキーで憂いのあるトップ・ボイスは魅力的でこれから人気の出そうなグループです。