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1997年、アドリアン・ビジャヌエバ、エドガル・ビジャロエル、ビクトル・フェレルといった初期のルミリャフタの仲間が再会し、これに有望な若手サムエル・アリ、ウインザー・チャコン(当時16歳)の二人を加えて結成したプロジェクトがこの“アビラヤ”です。このアルバムでは特にビジャンシーコ(クリスマス・ソング)にスポットを当てた選曲がされていますがリズム形式も様々ですので我々が余りこれを意識する必要は無いでしょう。 サウンド的にはやはりルミリャフタ、カジャワヤ路線、腕利きメンバー同士のスリリングな器楽演奏をバックにエドガルの熱唱が繰り広げられます。 エドガルからこのグループについて訪ねた際、「同名のグループがコチャバンバに存在した為、“カジャワヤ”へとグループ名を変更した」との証言も得られており、実質的な“カジャワヤ”のファースト・アルバムと解釈しても良さそうです。
VICTOR HUGO FERREL: GUITAR ADRIAN VILLANUEVA: QUENA, QUENACHO EDGAR VILLARROEL: FIRST VOICE SAMUEL ALI: CHARANGO WINDSOR CHACON: PANPIPES, TOYOS
その他参加ミュージシャン HERNAN PONCE: PERCUSSION