フォルクローレに革新をもたらした不世出のマエストロ!

ERNESTO CAVOUR エルネスト・カブール

BIOGRAPHY

 
  
“チャランゴのマエストロ”、エルネスト・カブールは1940年ボリビアのラ・パスのチヒニ区に生まれます。幼少の頃からアンデスの伝統文化や音楽に深く興味を抱いた彼は、アンデスの素朴な伝統楽器であったチャランゴに独創的なアイデアを加味し現在のチャランゴ演奏のスタイルを築き上げました。また、作詞作曲家としてもボリビアの定番曲と呼べる多くの名曲を生み出しています。
彼は1966年に伝説の名グループ“ロス・ハイラス”を結成。グループはやがてヨーロッパへ渡り当地で絶大な人気を博し“フォルクローレ・ブーム”の一翼を担います。彼らは現在一般的に知られるフォルクローレの演奏スタイルのベースを確立したとさえ言われています。人気絶頂の1971年突如グループを脱退、ボリビアへ帰国して以降は多くの名音楽家を育んだ伝説のライブ・ハウス“ペーニャ・ナイラ(1966-2003)”を運営、また多くの海外公演を成功させボリビア音楽の発展に大きく寄与しています。日本へも1980年以降今回の公演を含め5回のツアーを行い、また東陽一監督の映画『橋のない川』のサウンド・トラックを担当するなど親しまれる存在で、彼の哲学的なサウンドとユニークな人柄を愛するファンも少なくありません。
彼はまたアンデスの伝統音楽、伝統楽器の研究家としても知られており自ら楽器博物館をラパスに開設し、また、この分野での執筆も興味深いものとなっています。

■CD
CBJAI10
BOLIVIA CON LOS JAIRAS
\2,000

CBERC03
DE COLECCION / ERNESTO CAVOUR
\2,000 Sold Out!
CBERC06
EL VUELO DEL PICAFLOR / ERNESTO CAVOUR
\2,600
“ロス・ハイラス”が1968年に録音した作品のCD再発盤でボリビア各地の音楽を現在私達が一般的に耳にするスタイルで演奏した、ボリビア音楽を語る上で記念碑的なアルバム。ボリビアを代表するチャランゴ奏者で今も尚多くの信望を集めるマエストロ、エルネスト・カブールの70年代に発表された3枚のアルバムから構成されたベスト・アルバム。エルネスト・カブールのドイツ録音。全盛当時の布陣に加え、ゲストにゴヨ・セスペデスを迎えた録音で日本盤の入手が困難となった今では貴重な作品といえるでしょう。
CBERC08
TIERRA Y AGUA / ERNESTO CAVOUR Y SU CONJUNTO
\2,600 Sold Out!
CBERC10
AGUA Y TIERRA / ERNESTO CAVOUR
\2,200
CBERC12
CHARANGO / ERNESTO CAVOUR
\2,600
エルネスト・カブールの1998年ラパス録音、ドイツ盤。“AGUA Y TIERRA”と兄弟関係にある作品で重複するタイトルもありますが全てアレンジの異なる別テイクが収録。エルネスト・カブール率いるグループによる1998年録音。オリジナル作を中心にチャランゴ・ソロをメインとした演奏と笛入りのコンフント形式での演奏が半々といった構成。エルネスト・カブールの2002年作品でグループでの演奏がメイン。若手ながら実力者揃いで密度の濃いアンサンブルを聴かせてくれています。聴き所いっぱいの充実した内容。
CBERC13
ERNESTO CAVOUR Y SU CONJUNTO
\2,000

CBERC16
EL VUELO DEL PICAFLOR 2 / ERNESTO CAVOUR
\2,200
ERNESTO CAVOUR / ERNESTO CAVOUR
\2,940
エルネスト・カブール率いるグループによる2004年録音。オリジナル作を中心にチャランゴ・ソロをメインとした演奏と笛入りのコンフント形式での演奏が半々といった構成。エルネスト・カブールの作品の数々を最近のメンツで再録音した2005年作。彼のチャランゴをフィーチャーした演奏と笛や太鼓を交えたコンフントでの演奏が混在する内容。CD-R。ボリビアの巨匠エルネスト・カブールの最新録音。チャランゴのみ、あるいはギター類等の伴奏のみで録音されているのでマエストロのチャランゴの繊細な響きを堪能するに最適の音源。

■BOOK
DICCIONARIO INSTRUMENTOS
MUSICALES
/ ERNESTO CAVOUR
\2,800
EL CHARANGO
/ ERNESTO CAVOUR
\2,800
エルネスト・カブール氏による“ボリビア楽器辞典”。辞書として使い易い様ABC順に楽器が並べられ、更に豊富な図版や写真入で説明されています。エルネスト・カブール氏による“ボリビア楽器辞典”。辞書として使い易い様ABC順に楽器が並べられ、更に豊富な図版や写真入で説明されています。
 
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