時代の流れの中で忘れ去られ様としているボリビアの一時代前の演奏家とその音楽を収めた貴重な作品。2001年ラパス人権常設会議(APDHLP)がその25周年を記念して“FESTIVAL
DE LA CANCION DE ANTAN~O”という名のコンクールを開催しました。集められたのは1900年代の半ばに活躍した往年の歌手、演奏家達。この中からの入賞者を集めて録音されたのがこのアルバムでソロ演奏を除く伴奏はムシカ・デ・マエストロスがつとめています。
いぶし銀の歌声と演奏は涙モノ、ボリビア音楽の奥の深さを再認識させてくれる価値のある内容。まさに本家に勝るとも劣らないボリビア版“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”といったところです。大推薦盤!