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3曲目の“パイサヘ・デ・ニエベ(雪景色)”はマリオ・グティエレスのギター、バシリオ・ワラチのチャランゴ、ゴヨ・セスペデスの3人によって録音されたボリビア・スタイルのケーナ演奏の歴史的名演です。 彼らはヨーロッパで成功を収め、後にボリビア本国でも多大な人気を博しました。とりわけこのアルバムの冒頭に収められている“ハッチャ・ウル(大いなる日)”は当時のアンデス先住民の公民権運動の賛歌として親しまれ、今日でも様々な場で歌い継がれているボリビア人にとって特別な意味を持つナンバーです。 “ルパイ”はその時代により異なる魅力を有するグループです。このアルバムに収録されている作品は、最初から9曲目までがアウトクトナ演奏を取り入れた中期のスタイルでヨーロッパに於いて一世を風靡しはじめた頃、残りが活動初期の5声コーラスを用いた時代のものです。同じグループの演奏とはいえ全くコンセプトの異なる時代の演奏が合わせて収録されていますので境目を意識してお楽しみください。また、合わせて後期のより迫力ある演奏の楽しめる“RUPHAY Y LUZMILA CARPIO”もお楽しみいただければと思います。 |
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