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ボリビアのヌエバ・カンシオン運動出身の女性歌手、ジェニー・カルデナスによる1932年から1952年にかけてのボリビア音楽へのオマージュ。1932年といえばパラグアイとのチャコ地方の帰属をめぐる“チャコ戦争”勃発の年、1952年とは“ボリビア革命”の始まった年にあたりボリビアが近代化に向けてまさに激動の時代を迎えていた時代。とりわけ戦争によって切り裂かれた家族や恋人、望郷の念を歌った美しくも物悲しいメロディーがジェニー・カルデナスの低く存在感あるボーカルで歌われ、ムシカ・デ・マエストロスと軍楽隊によるノスタルジックな伴奏演奏もあいまって完成度の高い作品に仕上がっています。 |
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