オルーロの5人組“グランデサ”。グループの詳細は不明ですがメンバーの写真から判断するに若手では無さそうです。
最近流行のボリビア・フォルクローレの傾向としてはビートの効いた厚みのあるサウンドにありますがこのグループはその流れに添った音作りを採り入れながらもベースは美しいメロディ、素直な歌声のリード・ボーカル、高音部を効果的に用いたサンポーニャの演奏などで、ありそうで無かった爽やか系フォルクローレ・サウンドを実現しています。
既にリリースから月日が経っており本国で話題に上った様子も無いグループですがこれかも応援したくなる好盤です。