MUSICA DEL MUNDO QUECHUA DE BOLIVIA / CANTO DE LOS ANDES

ボリビアのアルティプラーノ各地で歌われている歌々を再編、ラパスに暮らす音楽家によって演奏されたもの。中心となっているマリオとトリフォンのチョケ兄弟はオルーロ南、ポーポ湖畔の町チャジャパタ出身のラパス長期滞在者でマリオの方はコジャマルカにも在籍した事もあります。これにRIJCHA'RIYのリカルドとイボンヌのカンポス親子を加えた４人が録音メンバーです。コンコータやカランペアードのチャランゴで奏でられる伴奏に乗るイボンヌのボーカルもRIJCHA'RIYの元気一杯モードとは一味違うもので押さえの利いた雰囲気のある歌い方をしています。全体的には音楽家によって演奏されている事もあり聴きやすい演奏でありながらも、やはり、厳しい自然との共生から生まれた人々のメロディーは心を打つものがあります。
ルミリャフタのスタジオでホルヘ・ラウラによる録音。